Archive for 12月, 2017

米グーグル、台湾HTCからスマホ事業の一部を1230億円で買収

水曜日, 12月 27th, 2017

米アルファベット傘下のグーグルは9月21日、スマートフォン事業の拡大に向け台湾の宏達国際電子(HTC)から一部事業を110億ドル(約1230億円)で買収すると発表しました。グーグルはHTCに出資はしないが、HTCの人員の一部がグーグルに移籍するということです。一時はスマートフォン市場で主要な位置を占めていたHTCは、米アップルや韓国のサムスン電子などとの競争で苦戦していました。グーグルは、当局による承認が順調に進めばHTCとの合意は2018年の早い時期に完了するとみています。グーグルのハードウェア部門を率いるリック・オスターロー上級副社長は、グーグルのウェブサイトに掲載されたブログで、「グーグルのハードウェア事業はまだ始まったばかりだ」と述べています。グーグルとHTCはこれまでも協力関係にあったのですが、グーグルは今回、自社ブランドのスマートフォン「ピクセル」を開発するHTCのチームを買収し、HTCが保有する特許の使用権を得ます。オスターロー氏は、「グーグルにこれから加わる人々は、すでに『ピクセル』スマートフォン製品ラインで緊密に協力してきた素晴らしい人たちだ」と述べました。

“9割が「大変」と感じる住宅購入の手続き これからはSNS利用が主流になるか “

火曜日, 12月 12th, 2017

住宅業界には「時短要素」のひとつとし住宅プレゼンでのVR(バーチャルリアリティ)が広がりつつあります。例えば、CADシステム大手の福井コンピュータアーキテクトでは、ヘッドマウントという器具をメガネのように装着すると、目の前にVR(バーチャルリアリティ)空間が映し出され、自分自身がまるで部屋の中を歩いているような疑似体験ができる仕組みです。図面などの紙上だけでイメージ力を働かせることもなく、立体的な空間の中で歩き回ることが可能なため、イメージの相違なども少なくなるのです。プラン決定までの打合せの回数も削減できることや、自宅でも外でも器具があれば繰り返し体験することもできるため、今までのようにモデルルームなどに頻繁に足を運ぶことも少なくなり、「時短」にも繋がっていく可能性があります。住宅購入のプロセスは、今はまだまだ書類が中心の「アナログ」部分が多いとされているのですが、これからは「時短意識」の高いSNS世代がユーザー層の中心となっていくでしょう。