コンパクトモデルの「Xperia X Compact」
Xperia XZは、フラッグシップモデルとして、5.2インチのディスプレイを搭載しています。チップセットにはSnapdragon 820を採用、RAMも3GBとなります。手になじむデザインというXperia Xシリーズの特徴は継承しつつ、本体の周囲をフレームが取り囲むようなループデザインで、差別化が図られています。本体とユーザーインターフェイスの境目がないようにデザインされているのが、もう1つの特徴です。ホームアプリなどはXperia Xシリーズに近いのですが、ホーム画面の一番左でさらに右方向にフリックするとGoogle Nowが現れるなど、細かな違いも存在します。Xperia Xシリーズ共通のコンセプトである、「インテリジェント」な機能も取り入れられており、Xperia XZでは、ユーザーの行動を学習し、自動的に充電を遅くしてバッテリーの寿命を長くする「バッテリーケア」や、利用動向に合わせてヒントを表示する「Xperia Tips」を搭載しています。さらに、メモリの消去もユーザーの行動を学習したうえで行うようになりました。カメラのCMOSセンサーやレンズなどは従来機種と同じですが、新たに色を識別する「RGBC-IRセンサー」を搭載しています。暗所でのオートフォーカスを高速化するため、「レーザーオートフォーカス」にも対応しています。ソフトウェア面では、マニュアルモードに対応し、Xperia Xなどで対応が見送られた4K動画撮影も、Xperia XZで復活しています。