劇場映画でも注目される4K動画

映像は4Kの時代に・・。画素数がフルハイビジョン(1920×1080画素)の4倍ある3840×2160画素の4Kテレビの登場以降、高精細な画像の再現が可能になりました。最近ではスマートフォンやアクションカメラも4K対応を打ち出しています。アマチュアでもプロ同様のクオリティで動画を撮影できることは、迫力のある映像を手軽に楽しめるだけでなく、アマチュアの映像がそのままプロと遜色ない作品になる可能性を秘めています。逆に、プロがスマートフォンを積極的に活用して、低予算の劇場用作品を制作しはじめました。映画『シン・ゴジラ』では、iPhone 6s Plusで撮影した3K/4K映像が使われたことが話題になりました。また、2016年に公開された宮木正悟監督の『A.I. love you』では、全編をiPhone 6sの4K動画で撮影しています。劇場用映画をスマートフォンで撮影する時代が実現しつつあります。これから映画監督をめざしたい、映像クリエイターをめざしたい若い人たちにとって、4K動画を撮影可能なスマートフォンなどの登場は、高価な機材を揃えなくても手軽に商業用レベルの作品制作を可能にする、大きなチャンスになるのではないでしょうか。

Leave a Reply