“9割が「大変」と感じる住宅購入の手続き これからはSNS利用が主流になるか “

住宅業界には「時短要素」のひとつとし住宅プレゼンでのVR(バーチャルリアリティ)が広がりつつあります。例えば、CADシステム大手の福井コンピュータアーキテクトでは、ヘッドマウントという器具をメガネのように装着すると、目の前にVR(バーチャルリアリティ)空間が映し出され、自分自身がまるで部屋の中を歩いているような疑似体験ができる仕組みです。図面などの紙上だけでイメージ力を働かせることもなく、立体的な空間の中で歩き回ることが可能なため、イメージの相違なども少なくなるのです。プラン決定までの打合せの回数も削減できることや、自宅でも外でも器具があれば繰り返し体験することもできるため、今までのようにモデルルームなどに頻繁に足を運ぶことも少なくなり、「時短」にも繋がっていく可能性があります。住宅購入のプロセスは、今はまだまだ書類が中心の「アナログ」部分が多いとされているのですが、これからは「時短意識」の高いSNS世代がユーザー層の中心となっていくでしょう。

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